大城美佐子先生の芸歴足掛60周年記念コンサート
「琉球の風と海と太陽」、東京・赤坂アクトシアター、
無事に終演しました。





美佐子先生をはじめ、素晴らしい先生方先輩に囲まれて、
たくさん勉強させていただきました。
本当にありがとうございました！




私たちは、「御縁節～ヨラテク節」を歌わせていただきました。
せっかくの機会なので美佐子先生への感謝と尊敬の気持をこめて、
琉歌をつくり、これを歌いました。


世間に響まりる　綾歌の情け
肝深く染めて　手本すらな

（広く知れ渡っている美佐子先生の素晴らしい唄情けを
私たちの心に深く染めて、お手本にしていこう）



清か澄み渡る　うみないの心
花咲かち行かな　歌に込めて

（先人から引き継いだ歌を大切に歌うことで私たちの心は
清く澄んでいくかのようだ。これからも心に花を咲かせるような
心持ちで歌い、大切にしていきたい）


表現が足りないところは
私たちの恩師で沖縄県立芸術大学学長の
比嘉康春先生に見ていただきました。
比嘉 先生、ありがとうございました。


先生方、先輩方が支えてこられた沖縄の音楽を
受け止めて次につなぐということ、
そして、残念ながら沖縄県内でも一部の人を除き
なじみが薄い琉球古典音楽に興味を持っていただき
劇場に新しく足を運ぶ方を一人でも増やすということを
考えながらこつこつ頑張ってきたいと思っています。

これからも誠心誠意頑張りますので、
宜しく御願いいたします。


劇場の楽屋口のホワイトボードにほっこり。